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◎ 投資情報(ピンチはチャンス、ということについて)

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【私の教訓を共有します】

私が以前証券会社の営業マンだった頃の話です。時は2001年に遡ります。9月11日といってみなさん思い出すことはあるでしょうか?

 

アメリカで同時多発テロが起こった年です。最近では日経平均が1日で1,000円近く下がる今年はザラですが当時は違います。

 

皆パニックでした…

 

お客様A

『何が起こるか分からない、とにかく全部売ってくれ!早く!』

 

お客様B

『この前お前に勧められて買った株ストップ安じゃないか、どうしてくれるんだ!』

 

などなど、電話対応に追われていました。会社内でも、

 

『一旦売った方がいい』

『とりあえず静観した方がいい』

『逆にここは買い場だ!』

 

などなど。意見は割れていました。実際、その当時入社間もない私は『自分の意見』などなく、先輩に言われるがまま、またお客様に言われるがまま対応していました。

 

その当時から投資をしている方ならご存知かと思いますが、その時を底値に日経平均は一気に回復します。

 

【勉強になったこと】

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当時、証券マンの間で注目されている一つの銘柄がありました。商社の丸紅です。

 

日経平均の暴落後も値を下げ続け、ついにこの年に100円を切ります。その時のことを鮮明に覚えています。

 

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誰もが不安でした。

 

『丸紅が潰れるぞ〜』

『銀行が見放したらしいぞ』

『金融パニックになるぞ』

 

なとなど。とにかく私の周りでは丸紅が潰れるという噂が飛び交っていました。もちろん投資家もそれを聞きつけどんどん丸紅株を売ります。

 

売りが売りを誘い、止まりません。2001年12月19日丸紅株はついに58円という額面スレスレのところまで下落します。

 

誰もが『丸紅が潰れる!』

 

と思いました。そしてそこが底値でした。58円の安値をつけた後、ほどなくデフォルトリスクは後退。

 

潰れなければ100円以下の丸紅株は破格のバーゲンセールのようなもの。とはいえ倒産の危機が去った訳ではなく、みんな恐る恐る少しずつ買っていくという状況でした。

 

【先見の明】

丸紅株が底値付近の時、私の周りで唯一『丸紅は潰れない』と断言している先輩がいました。

 

『どうしてそう思うんですか?みんな潰れるかもって言ってますよ』

 

先輩

『丸紅がどれだけの規模の会社か知ってるか?丸紅が潰れたら何人が失業する?』

 

『社員数は知りませんが、万はいくと思います。』

 

先輩

『甘いな、関連会社も含めると数十万だと思うよ。とんでもない数の会社が共倒れになり、取りっぱぐれた銀行も窮地に立たされる。それを政府が黙って見ていると思うか?』

 

『いや…』

 

その先輩の客達がその後大きな利益を上げ、先輩自身もとんでもない営業成績を上げたことは言うまでもありませんね。

 

99%の人が『もうダメだ!』と思った瞬間、そこが底です。

 

これは今でも私の心に深く刻み込まれいます。ライブドアショックリーマンショック、同様でした。

 

特に実体経済とは無関係(テロなど)の下落は最大の買い場です。

 

参考まで。